◆ 終焉に導かれながら ◆
愛は衰え
憎しみは膨張し続け
僕はどちらにもつけずに、滅びてゆく…
疾走する面影は擦れ
淀みゆく明日はただ、傷付いてゆくしかない
ああ、そうか
結局僕のちっぽけな願望なんて
すぐに消えてしまうんだ
何がどうなる?
生きていても死んでも、君が君でいる限り
その憎しみを僕は受け止められないから
このまま静かに滅びゆく
最後にはどうか…泣いて…